この記事のポイント(要約)
本加算の目的にある「入所者の尊厳の保持及び自立支援に係るケアの質の向上」とは、廃用性機能障害は適切なケアで回復や重度化防止が期待でき、離床・座位保持時間が長いほどADLが改善するといった知見を踏まえ、日中の過ごし方を充実させて本人の生きがいや生活の質を高め、社会参加につなげる取組を強化することを指します。多職種で連携し尊厳の保持・個別ケア・寝たきり防止・自立生活支援等を行う施設を評価するものです。
▼ ここから下は厚生労働省Q&Aの原文です(要約は上記のとおり)
対象サービス種別:介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院
基準種別:介護報酬
「自立支援促進加算について」
質問
本加算の目的にある「入所者の尊厳の保持及び自立支援に係るケアの質の向上を図ること」とはどのような趣旨か。
回答
・ これまで、
- 寝たきりや不活発等に伴う廃用性機能障害は、適切なケアを行うことにより、回復や重度化防止が期待できること
- 中重度の要介護者においても、離床時間や座位保持時間が長い程、ADLが改善すること
等が示されており(※)さらに、日中の過ごし方を充実したものとすることで、本人の生きがいを支援し、生活の質を高めていくこと、さらには、機能障害があってもADLおよびIADLを高め、社会参加につなげていくことが重要である。
・ 介護保険は、尊厳を保持し、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、必要なサービス提供することを目的とするものであり、本加算は、これらの取組を強化し行っている施設を評価することとし、多職種で連携し、「尊厳の保持」、「本人を尊重する個別ケア」、「寝たきり防止」、「自立生活の支援」等の観点から作成した支援計画に基づき、適切なケアを行うことを評価することとしたものである。
※ 第185回社会保障審議会介護給付費分科会資料123ページ等を参照
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000672514.pdf
厚生労働省Q&A発出時期、文書番号等
担当課:老人保健課、 高齢者支援課 (共通)
文書名:3.6.9 事務連絡 介護保険最新情報vol.991 「令和3年度介護報酬改定に関するQ&A(vol.10)(令和3年6月9日)」の送付について 問番号:4